
おそらく、多くの日本人が最初にわさびと出会うのは
お寿司やお刺身に使われていた時ではないでしょうか?
私は生魚もわさびも大好きなので、週に1~2回は必ず
この名コンビと出会っています。
さて、そもそもどうしてお寿司やお刺身とわさびはワンセットなのか?
わさびの抗菌・殺菌効果
これは昔々からそうだったのですが
冷蔵庫がない時代、もちろん現代でも同じことですが
生魚というのは鮮度ともとに菌が増えてしまいます。
でも、わさびには強い抗菌効果、殺菌効果がありますから(アリルイソチオシアネート)
例えば大腸菌やサルモネラ菌、カビなども含めてその増加を
抑えることができるからなんですね。
また、近年に名前をよく聞くO-157なども含めて
安全を守るという意味でもわさびは強い味方になっているのです。
それに加えて生魚の生臭さを抑えながらも
わさびの辛さがアクセントとなり、尚且つ色々な健康効果もあるということで
私にとってお寿司やお刺身は健康食品のような認識になっています。
ところで、皆さんはお寿司やお刺身を食べるときに
わさびを醤油に溶かす派ですか?
それとも、乗せる派ですか?
これは個人の好みの問題ですが、私はやはり乗せることをオススメします。
溶かしてしまえば成分が逃げますし、風味も逃げてしまいますからね。
健康、美容、ダイエットなどだけではなく
生臭を安全な食べ物にしてくれる、スーパージャパニーズフードがわさびです。
海外ではお寿司もわさびも流行しつつありますが
ぜひ外人さんもワンセットで食べてほしいなと思います。