ワサビの全てという本を買いました
郡上わさび屋の商品がツクツクオンラインショップに登場!

学会出版センターという会社から出版されており
小苗直秀さん、小嶋操さん、古郡三千代さんが書いておられる
ワサビの全て 日本古来の香辛料を科学するという本を購入しました。

書籍「わさびの全て」

ワサビの種類の話に始まり、由来や歴史などのルーツ、
栽培方法から生産と流通の話というマニア向けの話があり
そしてワサビの成分についての話、辛味成分であるイソチオシアネートに関する
非常に詳しい実験結果や安全性などが掲載されています。

よくワサビは健康に良いということが言われていますが
実際の実験として、食欲のない患者に1日当たり1~2グラム与えると
食薬が増して摂取カロリーが1,000から1,500に増加したというような話や
ビタミンを増強させるという結果が出ているということが書いてありました。

1882年からワサビの抗菌活性が明らかになっているということや
ワサビの液汁を脱脂綿に浸しておくと、最近は12時間で死滅するという
とても参考になる話が掲載されています。
この実験にはコレラ菌、チフス菌、大腸菌、連鎖菌、肺炎菌、ジフテリア菌、結核菌が使用されており
日本特産のワサビの1滴は太陽に次ぐ殺菌力を持っていると賞賛されたという話が
非常に丁寧に記載されています。

常温で密封した米やパンなどにワサビ根茎を共存させると
通常1週間以内で生えるカビが90日経過しても発生しないということなど
私も驚くような情報が数多く書いてあり勉強になりました。

そしてやはりワサビは日本が誇る食材であると改めて感じ、嬉しくなりました。

皆さんもワサビでわさびじんをますます目指して行きましょうね!!

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